歯磨き粉は色々ありますが、使用しているうちに肌の表面を傷つけてしまったりすることもあります。
ジェル歯磨き剤は歯に優しく汚れを落とすと注目されているデンタルケアです。
ここではジェル歯磨き剤のメリットなどをご紹介します。
目次
歯磨きジェルの時代到来!こんなメリットがあるで!
子供が使っている歯磨き剤でジェルタイプのものを見たことがある方もいるのではないでしょうか。
ジェルタイプは普通の歯磨き粉に比べ泡立たないのですが、歯磨き粉には発泡剤が含まれています。
発泡剤はダウリル硫酸ナトリウムという成分でできていて、すぐに泡立つので歯磨きをすぐに済ませてしまいがちです。
しっかり磨けていないのに気分だけは磨いた感覚になるので虫歯や歯周病につながってしまいます。
ジェルタイプは発泡剤が少ないことが多いので、最後までしっかりと磨き上げることが可能です。
すべての歯磨きジェルには研磨剤入っていないの?
多くのペーストタイプ歯磨き粉には研磨剤が入っています。
ジェルタイプでは、3割くらいに入っているので比較的少なめです。
研磨剤が入っている歯磨き粉を使うと、歯の表面や歯茎を傷つけてしまうことがあるため注意が必要になります。
ジェルタイプは研磨剤を使っていない優しいタイプのものが多いので、力を入れすぎてしまう傾向にある方でも安心して使うことができるのです。
成分が気になる方は裏の表示で、
- 含水ケイ酸や酸化チタン
- 重質炭酸カルシウム
- リン酸水素カルシウム
- シリカ
などの表記があるものは研磨剤を使っていますので確認して見ましょう。
え?歯磨きジェルのデメリットってそうなるとないのかな?
歯磨きジェルは歯や歯茎にも優しいし、しっかりと歯磨きをすることができそうでメリットばかりのようですが、弱いところもあるのです。
ワインやお茶などですぐについてしまう歯の着色汚れは、歯磨きジェルではなかなか落としにくいという弱点があります。
これらの汚れを落とすには、やはり多少の研磨剤が必要になるので、普段から着色汚れが気になるという方は研磨剤が含まれているものなどをうまく利用してください。
粒子が細かくできているタイプや着色汚れに効果の高い成分が含まれているものを使うと安心です。
歯磨きジェルを選ぶポイントってどんなことかな?
歯科医院でも推奨される歯磨き粉は、歯磨きジェルということも多いです。
色々な歯磨きジェルの中でも良い製品を選ぶにはいくつかポイントがあります。
歯のエナメル質を守るためにも、研磨剤が含まれていないものや、低研磨剤の研磨剤を選ぶと安心です。
発泡剤は少ないことが多いのですが、なるべく発泡剤もないものを選びましょう。
歯を虫歯から守るのに有効なフッ素ですが、歯を磨くだけで毎日フッ素のコーティングができるフッ素剤入りのものを歯磨きジェルにはあるのでぜひ選んでみてください。
まとめ
歯磨きジェルは、発泡せず研磨剤の使用も少ないので歯や歯茎に優しくデンタルケアをすることができます。
着色汚れを落とす効果は低めですが、安心して毎日の歯磨きに使うことが可能です。
フッ素などが含まれている歯磨きジェルを使えば虫歯予防にも役立ちます。